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ですからこの咳の治療の目的は、痰を切れやすくして何回も咳をしてやっと出るような痰を2〜3回の咳で出るようにしてやれば、咳の回数がうんと減り楽になります。冬は空気が乾燥し痰をねばっこくしますので、咳のでる子供には水分を充分にあたへ、部屋の湿度を保つために加湿機があれば理想的です。無ければ部屋のなかで洗濯物を干すのもかなり効果があります。あるいはバスタオルを2〜3枚濡らして部屋に干しても結構です。
気道に入ってくる空気の温度が急激に変化しても、それが刺激になって咳が出ます。ですからやむを得ず外に出るときはマスクをつけましょう。マスクは冷たい空気が直接気道に入るのをかなり緩和してくれます。お風呂は熱がなければ、むしろ積極的に入ったほうが良いでしょう。血液の循環が良くなりますし、蒸気吸入をかけたような効果もあります。鼻詰まりなどはお風呂に入ることで解消することもあります。ただし洗い場で遊ばせておくような入れかたは良くありません。お風呂に入ったとき浴槽で暖めるには良いのですが、あがるときにがっちり暖めるのは良くありません。北海道では冬は部屋を暖房いたしますので、お風呂でがっちり暖められて暖かい部屋に入ってきますと、汗をたっぷりかいてしまいます。そうしますと着ているものがかなり湿っぽくなります。そのまま湿っぽい服を着ていますと冷え込みやすくなります。またせっかくお風呂に入ったのに汗だらけになったのでは何のためにお風呂に入ったのかわかりません。お風呂は汗を流すために入るのであって、汗をかくために入るのではありません。サウナとは違います。
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